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	<title>ヲタ坊の恋日記　8</title>
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		<title>オールフェイク（５）</title>
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		<pubDate>Mon, 07 May 2012 20:27:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[美咲ちゃんの地味なお弁当に僕はやられていた。 凄く美味しそうなのだ。 今時の女の子達の、あの小さいお弁当箱が僕は大嫌いだ。 可愛いよ、とても可愛いお弁当だと思う。 だけど、どうしてもそれが男子諸君へのアピールに見えてしまうんだ。 「私はこんなにも小食なのよ」と、アピールするならば、何故、君はそんなにもポッチャリとしているんだ？と言いたくなる女子もいる。 ところが、どうだい？このデカイ美咲ちゃんの弁当箱は。 力仕事をしているオヤジさん達が食べそうな弁当なんだよ。 勿論、イチゴも入っていないし、彩だけの為に入れる、プチトマトもブロッコリーも入っていない なんて男らしいんだ。 しかも、独り暮らしをしているって言っていたのに、ガンモの煮物が残り物であるって事は、毎日きちんと作っている証拠じゃないか。 「凄いよ、美咲ちゃん。ちゃんと作っているじゃない、見た目地味だけど」 「私、冷凍食品がちょっと苦手で。あ、でも、全然きちんとしていませんよ、お部屋の掃除も週に１度休日の時にしかしていませんし、本当ダメダメなんです」 ここまで、正直に言う子っているかな？ 他の子達がみんなフェイクに見えてくるよ。 僕は、今までにないくらい俄然真剣になった。 こんな可愛い子を放っておいたら、いずれ誰かに持って行かれる事は確実だ。 いずれどころではないかもしれない。 ここで何とか手を打っておかなければ、近い将来美咲ちゃんから「私をお嫁さんにしてくれても良いなんて言う人が現れたんですよ～」なんて報告が入ったら大変だよ。 僕は、どん引きされるのを覚悟で美咲ちゃんに詰め寄った。 「ねえ、美咲ちゃん、出会ったばかりでこんな事を言ったら頭がおかしいとか思われるかもしれないけどさ、真面目な話だよ、僕と結婚を前提に付き合ってくれないか？」 「ええ？本気ですか？こんなダメ女なのに、他にたくさんステキな子がいるじゃないですか」 「君が良いんだ、美咲ちゃん以外の人が全員フェイクに見えるんだよ」 「そんなぁ、でも、嬉しいです。あの、でもですね、あまりにも急なお話ですし、結婚前提という大切な事なので、２、３日考えさせてもらってもいいですか？」 がっついてこないよ、こう言うところも凄くない？ ブランドのタグが欲しい子なら、僕なんか恰好の獲物だよ。 魚で言うなら大間の本マグロだ。 その僕に「ちょっと待って」なんて普通なら言わないよ。 何せ、僕は女の子に振られた事がないんだから。まあ、ブランド背負っているおかげだけどね。 ３日後に美咲ちゃんから快い返事を貰って、僕たちはトントン拍子に結婚した。 美咲ちゃんは、申し分ない奥さんだ。 でも、僕達の結婚には後日談がある。 美咲ちゃんは実のところ最初から僕を狙っていたと言うんだな。 本当はお弁当も、みんなと同じように小さくて、数えきれない数の飲み会に参加している時僕に会った事もあるんだ。 僕は、全く憶えていないし、メアド交換も断ったらしいんだ。 でも美咲ちゃんは、僕について徹底的に調べ上げ、好みの女の子になり済ましたって事なんだ。 僕が背負ってるブランドが好きなのか？なんて怖くて今更訊けないよ。 やっぱりフェイクなのかな？これって。騙された事になるのか？ まあ、幸せだからいいか。 それにしても女の子って、やっぱり凄いや。 &#8230; <a class="more-link" href="http://the-graceful.com/2012/05/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%a4%e3%82%af%ef%bc%88%ef%bc%95%ef%bc%89/">Continue reading <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>美咲ちゃんの地味なお弁当に僕はやられていた。<br />
凄く美味しそうなのだ。<br />
今時の女の子達の、あの小さいお弁当箱が僕は大嫌いだ。<br />
可愛いよ、とても可愛いお弁当だと思う。<br />
だけど、どうしてもそれが男子諸君へのアピールに見えてしまうんだ。<br />
「私はこんなにも小食なのよ」と、アピールするならば、何故、君はそんなにもポッチャリとしているんだ？と言いたくなる女子もいる。<br />
ところが、どうだい？このデカイ美咲ちゃんの弁当箱は。<br />
力仕事をしているオヤジさん達が食べそうな弁当なんだよ。<br />
勿論、イチゴも入っていないし、彩だけの為に入れる、プチトマトもブロッコリーも入っていない<br />
なんて男らしいんだ。<br />
しかも、独り暮らしをしているって言っていたのに、ガンモの煮物が残り物であるって事は、毎日きちんと作っている証拠じゃないか。<br />
「凄いよ、美咲ちゃん。ちゃんと作っているじゃない、見た目地味だけど」<br />
「私、冷凍食品がちょっと苦手で。あ、でも、全然きちんとしていませんよ、お部屋の掃除も週に１度休日の時にしかしていませんし、本当ダメダメなんです」<br />
ここまで、正直に言う子っているかな？<br />
他の子達がみんなフェイクに見えてくるよ。<br />
僕は、今までにないくらい俄然真剣になった。<br />
こんな可愛い子を放っておいたら、いずれ誰かに持って行かれる事は確実だ。<br />
いずれどころではないかもしれない。<br />
ここで何とか手を打っておかなければ、近い将来美咲ちゃんから「私をお嫁さんにしてくれても良いなんて言う人が現れたんですよ～」なんて報告が入ったら大変だよ。<br />
僕は、どん引きされるのを覚悟で美咲ちゃんに詰め寄った。<br />
「ねえ、美咲ちゃん、出会ったばかりでこんな事を言ったら頭がおかしいとか思われるかもしれないけどさ、真面目な話だよ、僕と結婚を前提に付き合ってくれないか？」<br />
「ええ？本気ですか？こんなダメ女なのに、他にたくさんステキな子がいるじゃないですか」<br />
「君が良いんだ、美咲ちゃん以外の人が全員フェイクに見えるんだよ」<br />
「そんなぁ、でも、嬉しいです。あの、でもですね、あまりにも急なお話ですし、結婚前提という大切な事なので、２、３日考えさせてもらってもいいですか？」<br />
がっついてこないよ、こう言うところも凄くない？<br />
ブランドのタグが欲しい子なら、僕なんか恰好の獲物だよ。<br />
魚で言うなら大間の本マグロだ。<br />
その僕に「ちょっと待って」なんて普通なら言わないよ。<br />
何せ、僕は女の子に振られた事がないんだから。まあ、ブランド背負っているおかげだけどね。<br />
３日後に美咲ちゃんから快い返事を貰って、僕たちはトントン拍子に結婚した。<br />
美咲ちゃんは、申し分ない奥さんだ。<br />
でも、僕達の結婚には後日談がある。<br />
美咲ちゃんは実のところ最初から僕を狙っていたと言うんだな。<br />
本当はお弁当も、みんなと同じように小さくて、数えきれない数の飲み会に参加している時僕に会った事もあるんだ。<br />
僕は、全く憶えていないし、メアド交換も断ったらしいんだ。<br />
でも美咲ちゃんは、僕について徹底的に調べ上げ、好みの女の子になり済ましたって事なんだ。<br />
僕が背負ってるブランドが好きなのか？なんて怖くて今更訊けないよ。<br />
やっぱりフェイクなのかな？これって。騙された事になるのか？<br />
まあ、幸せだからいいか。<br />
それにしても女の子って、やっぱり凄いや。<br />
<hr />
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		<item>
		<title>オールフェイク（４）</title>
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		<pubDate>Fri, 27 Apr 2012 17:05:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[そういう子に少しでも好意を感じていてごらんよ、ショックだよ～。 ただ、恋がしたいだけなんだけど、意外とこれが難しい。 長年、こんな事をしている内にさ、なんか懐疑心ばかり強くなってきて、自分の存在がまるでダメなんじゃないか？って気がしてくる訳だよ。 もしも、自分にエリートブランドのタグが付いていなかったら、どうなるんだろう？とか、誰も振り向きもしないんじゃないか？とか思ったりしてね。 だから、時々変な事言ったりする訳。 勿論、美咲ちゃんにも言ってみたよ。 「僕ね、今は会社勤めしているけど、その内会社辞めて屋台引いて全国回りたいんだよね。なんて言うか競争社会って疲れるじゃない」 美咲ちゃんは、さすがに驚いた顔をしていた。 「それ、本気でいっています？」 「ダメかな？」 「ダメじゃなくて、凄くいい！私は、５０歳くらいまでにいっぱいお金稼いで、バイクで旅をして、気に入った町で暮らすのが夢なんですよ」 驚いたな。 「美咲ちゃん結婚願望ないの？」 「ありますよ、でも、こんな私に付き合ってくれる人ってなかなか居ないんですよ。前に、初めてのデートでどこに行きたい？って訊かれて、調度近くでキャタピラーの展示会をやっていて、そこに行きたいって言ったらドタキャンされちゃいましたよ」 「キャタピラーの展示会？僕だったら喜んで連れて行くけどなあ」 「本当ですか？私、あれ以来あんまり自分の事出さない方がいいのかな？とか考えるようになっちゃって」 「ええ？そのままでいいと思うよ、僕的には凄くいいよ、美咲ちゃんって」 「そうですか～？慰めてくれなくてもいいですよ～」 美咲ちゃんは、ホントに可愛かった。 キャタピラーの展示会だなんて、笑っちゃうよな。 「美咲ちゃん、お料理出来る？」 大抵、この質問をすると女の子は、家庭的なんです度をアピールしてくるんだ。 「お料理ですか？美味しくないものなら、結構作りますよ。毎日お弁当作っていますから」 「アハハ、美味しくないの？」 「美味しくないっていうか、見た目が悪いのが殆ど。だって、朝起きて自分の為にお弁当を作るんですよ？気合入りませんよ」 「そうなの？」 「だから、人に見せられないようなお弁当の時は社員食堂の隅で、コッソリひとりで食べているんです」 「うっそ！面白～い。食べてみたいな、美咲ちゃんのお弁当」 「本当に、地味なお弁当ですよ。あ、シャメありますけど見ます？」 「いいの？」 「いいですよ、別に」 見せてくれたお弁当の写真は、本当に地味な画像だった。 鮭とガンモとインゲン豆と卵焼き。海苔が真っ黒くてごはんが見えない。 「ね？地味でしょう？フフ。だから、誰も貰ってくれないんですよ」 参ったな。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>そういう子に少しでも好意を感じていてごらんよ、ショックだよ～。<br />
ただ、恋がしたいだけなんだけど、意外とこれが難しい。<br />
長年、こんな事をしている内にさ、なんか懐疑心ばかり強くなってきて、自分の存在がまるでダメなんじゃないか？って気がしてくる訳だよ。<br />
もしも、自分にエリートブランドのタグが付いていなかったら、どうなるんだろう？とか、誰も振り向きもしないんじゃないか？とか思ったりしてね。<br />
だから、時々変な事言ったりする訳。<br />
勿論、美咲ちゃんにも言ってみたよ。<br />
「僕ね、今は会社勤めしているけど、その内会社辞めて屋台引いて全国回りたいんだよね。なんて言うか競争社会って疲れるじゃない」<br />
美咲ちゃんは、さすがに驚いた顔をしていた。<br />
「それ、本気でいっています？」<br />
「ダメかな？」<br />
「ダメじゃなくて、凄くいい！私は、５０歳くらいまでにいっぱいお金稼いで、バイクで旅をして、気に入った町で暮らすのが夢なんですよ」<br />
驚いたな。<br />
「美咲ちゃん結婚願望ないの？」<br />
「ありますよ、でも、こんな私に付き合ってくれる人ってなかなか居ないんですよ。前に、初めてのデートでどこに行きたい？って訊かれて、調度近くでキャタピラーの展示会をやっていて、そこに行きたいって言ったらドタキャンされちゃいましたよ」<br />
「キャタピラーの展示会？僕だったら喜んで連れて行くけどなあ」<br />
「本当ですか？私、あれ以来あんまり自分の事出さない方がいいのかな？とか考えるようになっちゃって」<br />
「ええ？そのままでいいと思うよ、僕的には凄くいいよ、美咲ちゃんって」<br />
「そうですか～？慰めてくれなくてもいいですよ～」<br />
美咲ちゃんは、ホントに可愛かった。<br />
キャタピラーの展示会だなんて、笑っちゃうよな。<br />
「美咲ちゃん、お料理出来る？」<br />
大抵、この質問をすると女の子は、家庭的なんです度をアピールしてくるんだ。<br />
「お料理ですか？美味しくないものなら、結構作りますよ。毎日お弁当作っていますから」<br />
「アハハ、美味しくないの？」<br />
「美味しくないっていうか、見た目が悪いのが殆ど。だって、朝起きて自分の為にお弁当を作るんですよ？気合入りませんよ」<br />
「そうなの？」<br />
「だから、人に見せられないようなお弁当の時は社員食堂の隅で、コッソリひとりで食べているんです」<br />
「うっそ！面白～い。食べてみたいな、美咲ちゃんのお弁当」<br />
「本当に、地味なお弁当ですよ。あ、シャメありますけど見ます？」<br />
「いいの？」<br />
「いいですよ、別に」<br />
見せてくれたお弁当の写真は、本当に地味な画像だった。<br />
鮭とガンモとインゲン豆と卵焼き。海苔が真っ黒くてごはんが見えない。<br />
「ね？地味でしょう？フフ。だから、誰も貰ってくれないんですよ」<br />
参ったな。<br />
<hr />
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		<item>
		<title>オールフェイク（３）</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Apr 2012 22:31:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=54</guid>
		<description><![CDATA[「でも、狙っているんだろう？そうは言われたくないだけで」 「だから～、狙いはするけど純粋に恋しているってコトよ」 納得できるような、出来ないような、キツネにつままれた感じ。 僕的には、部屋を選んだ時点で純粋に恋したとは言えない気がするけどね。 まあ、女の子達の最終目的は結婚だろうから、長い人生どーせなら苦労したくはないよね。 エリートを狙っても仕方ないのかもしれないな。 でも、女の子ってあんまり自分で努力しないよね。 勿論努力している人もいるけど、それは一般的な女の子とは言えないじゃない。 そこそこ勉強して、受験の時チラッと頑張って、後はエリートを捕まえる為に顔や服にばかりお金をかけているよね。 最初から、バリバリ仕事して結婚もしたい、とか出世出来そうもない男性社会が蔓延っている会社なら、辞めて起業する、とか言う人ってなかなか居ないじゃない。 結婚と仕事の両立が難しいって言うなら、男も一緒じゃないかな。 最近は、家庭的な男じゃなきゃ「仕事人間」「アナログ」なんて言われちゃうんだからね。 パスタくらい作れなくちゃ今時の男じゃない、なんて思われているんだから、なかなか大変なんだよ。 僕はね、なるべく条件抜きで恋をしてみたいんだ。 たぶんね、たぶんだけど、僕自然に恋したのは高校生の時までなんじゃないかな？って自分でも思うんだよ。 それからの僕は、有名大学、一流企業のブランドを背負っているから、ホントの僕に恋してくれたかなんて解らないじゃないか。 飲み会にしても、残念な事に出身大学の名前とか会社の名前を出した方が断然集まりがいいんだ。 それは、仕方がないよね。 僕に教えてくれた女の子が言っていたように、どんな人が集まっているのか解らない部屋に入っていくのは時間の無駄。 若しくは、間違って恋しちゃったら損をするからね。 だから僕はなるべく、ブランドのタグが付いていない飲み会に参加するようにしているんだけど、女の子達が必ずブランドのタグを訊きたがる。 「どこの会社？どこの大学？どんな車？親は何をしている？」って。 純粋に恋したいよな～。 そうだね。 男の方が乙女かもしれないよね。 だからね、美咲ちゃんのような女の子に会うと、もしかして？って期待しちゃうんだよ。 ああ、でも中には本当にジワジワと攻めてくる子が居るから困るんだ。 出逢った時は、ブランドのタグには一切触れないで、こっちが油断している間に査定してたりするのね。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「でも、狙っているんだろう？そうは言われたくないだけで」<br />
「だから～、狙いはするけど純粋に恋しているってコトよ」<br />
納得できるような、出来ないような、キツネにつままれた感じ。<br />
僕的には、部屋を選んだ時点で純粋に恋したとは言えない気がするけどね。<br />
まあ、女の子達の最終目的は結婚だろうから、長い人生どーせなら苦労したくはないよね。<br />
エリートを狙っても仕方ないのかもしれないな。<br />
でも、女の子ってあんまり自分で努力しないよね。<br />
勿論努力している人もいるけど、それは一般的な女の子とは言えないじゃない。<br />
そこそこ勉強して、受験の時チラッと頑張って、後はエリートを捕まえる為に顔や服にばかりお金をかけているよね。<br />
最初から、バリバリ仕事して結婚もしたい、とか出世出来そうもない男性社会が蔓延っている会社なら、辞めて起業する、とか言う人ってなかなか居ないじゃない。<br />
結婚と仕事の両立が難しいって言うなら、男も一緒じゃないかな。<br />
最近は、家庭的な男じゃなきゃ「仕事人間」「アナログ」なんて言われちゃうんだからね。<br />
パスタくらい作れなくちゃ今時の男じゃない、なんて思われているんだから、なかなか大変なんだよ。<br />
僕はね、なるべく条件抜きで恋をしてみたいんだ。<br />
たぶんね、たぶんだけど、僕自然に恋したのは高校生の時までなんじゃないかな？って自分でも思うんだよ。<br />
それからの僕は、有名大学、一流企業のブランドを背負っているから、ホントの僕に恋してくれたかなんて解らないじゃないか。<br />
飲み会にしても、残念な事に出身大学の名前とか会社の名前を出した方が断然集まりがいいんだ。<br />
それは、仕方がないよね。<br />
僕に教えてくれた女の子が言っていたように、どんな人が集まっているのか解らない部屋に入っていくのは時間の無駄。<br />
若しくは、間違って恋しちゃったら損をするからね。<br />
だから僕はなるべく、ブランドのタグが付いていない飲み会に参加するようにしているんだけど、女の子達が必ずブランドのタグを訊きたがる。<br />
「どこの会社？どこの大学？どんな車？親は何をしている？」って。<br />
純粋に恋したいよな～。<br />
そうだね。<br />
男の方が乙女かもしれないよね。<br />
だからね、美咲ちゃんのような女の子に会うと、もしかして？って期待しちゃうんだよ。<br />
ああ、でも中には本当にジワジワと攻めてくる子が居るから困るんだ。<br />
出逢った時は、ブランドのタグには一切触れないで、こっちが油断している間に査定してたりするのね。<br />
<hr />
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		</item>
		<item>
		<title>ヲタ坊の恋日記　8</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Apr 2012 00:26:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=31</guid>
		<description><![CDATA[それから３ヶ月して、学校の下駄箱で靴を履き替えている時に奥村さんとかち合った。 「川崎君も今らか帰るの？」 「うん」 「ふーん、じゃあそこまで一緒に帰ろうか」 相変わらずのカワイイ笑顔で奥村さんが言った。 「うん」 二人で歩き出す。 そして僕は言った。 「奥村さんのペンケースの中に、大野君まだ入ってる？」 「入ってるよ」 「そうなんだ」 「そうなんだよ」 たわいもない話。 でも、それだけでもとっても楽しかった。 「最近、川崎君の周りに人がいっぱいいるからつまんない」 奥村さんは小さく呟く。 僕は確かに聞こえたけれど、うまい返し方がわからなくて黙っていた。 「ほら、また苦い顔してる」 まだまだ指導足らずかしら…なんて笑う奥村さんに、僕も苦い顔を見せた。 ごめんね。奥村さん。 笑い方はまだ上手じゃないみたい。 でも、人とたくさん話せるようになったのは、奥村さんのおかげなんだよ。 「大好きな人の写真だから、こっそり持ち歩くって言ってたよね？」 「うん」 「僕さ、あっちゃんの写真はペンケースに入れたけれど、生徒手帳には違う写真を入れてるんだ」 「へ～、誰？大島優子とか？」 「違う。見てみる？」 そう言うと生徒手帳を奥村さんに渡した。 生徒手帳を見る奥村さん。 そして、その場で立ち止まった。 僕も立ち止まる。 そして振り返ることなく僕は言った。 「あっちゃんよりも、何よりも、その子が僕の一番の大好きな子」 そう言うと再び歩き出す僕。 「……じゃあ、今からもっとかわいく取れた写真を撮りに行こう」 奥村さんは生徒手帳にはさまれた自分の写真を取り出し、僕の腕に自分の腕を絡めた。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>それから３ヶ月して、学校の下駄箱で靴を履き替えている時に奥村さんとかち合った。<br />
「川崎君も今らか帰るの？」<br />
「うん」<br />
「ふーん、じゃあそこまで一緒に帰ろうか」<br />
相変わらずのカワイイ笑顔で奥村さんが言った。<br />
「うん」<br />
二人で歩き出す。<br />
そして僕は言った。<br />
「奥村さんのペンケースの中に、大野君まだ入ってる？」<br />
「入ってるよ」<br />
「そうなんだ」<br />
「そうなんだよ」<br />
たわいもない話。<br />
でも、それだけでもとっても楽しかった。<br />
「最近、川崎君の周りに人がいっぱいいるからつまんない」<br />
奥村さんは小さく呟く。<br />
僕は確かに聞こえたけれど、うまい返し方がわからなくて黙っていた。<br />
「ほら、また苦い顔してる」<br />
まだまだ指導足らずかしら…なんて笑う奥村さんに、僕も苦い顔を見せた。<br />
ごめんね。奥村さん。<br />
笑い方はまだ上手じゃないみたい。<br />
でも、人とたくさん話せるようになったのは、奥村さんのおかげなんだよ。<br />
「大好きな人の写真だから、こっそり持ち歩くって言ってたよね？」<br />
「うん」<br />
「僕さ、あっちゃんの写真はペンケースに入れたけれど、生徒手帳には違う写真を入れてるんだ」<br />
「へ～、誰？大島優子とか？」<br />
「違う。見てみる？」<br />
そう言うと生徒手帳を奥村さんに渡した。<br />
生徒手帳を見る奥村さん。<br />
そして、その場で立ち止まった。<br />
僕も立ち止まる。<br />
そして振り返ることなく僕は言った。<br />
「あっちゃんよりも、何よりも、その子が僕の一番の大好きな子」<br />
そう言うと再び歩き出す僕。<br />
「……じゃあ、今からもっとかわいく取れた写真を撮りに行こう」<br />
奥村さんは生徒手帳にはさまれた自分の写真を取り出し、僕の腕に自分の腕を絡めた。<br />
<hr />
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		<title>ヲタ坊の恋日記　7</title>
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		<pubDate>Thu, 05 Apr 2012 08:57:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[ヲタだった僕は、普通の男子高校生にしてくれた奥村さん。 彼女は僕の女神様。 あっちゃんは大好きだけれど、二次元の人に恋すると同時に、奥村さんという三次元の女の子にも恋した僕。 もし僕が、学校の屋上から「大好きだー」って叫んだら、君はどういう表情を浮かべるんだろうか。 最初の頃は、困った顔をするのかな？って思ってた。 でも、優しい彼女は、困ったとしても、リアルに表情には出さないんだろうな。 同じクラスなのに、一言も話せなかった僕なのに、彼女から話しかけてくれるようになったんだ。 あっちゃん仕様を捨てたのは、君に恋をしたから。 君が喜んでくれるなら、二次元の思い人を次にすることなんて平気な話。 自分のためじゃない。 君のために、僕はかわっていくから。 もし勇気を出して、君に告白することができたとき、「オタクに告白された女」なんて決して言わせない。 君はきっとそんなこと気にしないだろう。 でも、僕が、じゃなく、君が笑われるのは嫌なんだよ。 だから待ってて。 もっともっと磨くから。 それからというもの、僕は自分磨きに必死になった。 髪型を研究し、話し方も研究した。 「モテる男になる方法」なんていう恋愛本も買ったりして、自分を磨いていった。 いつのまにか、僕に見せられる視線は「ヲタ」から変わっていった。 そして、僕の周りには、人が多くなったんだ。 もう「気持ち悪い」っていう人間はいない。 だからといって、「あっちゃん好き」を否定することもしない。 堂々と「ＡＫＢファン」といい、木本君とだって、ＡＫＢトークに花を咲かす。 人間って、「見た目」でいろいろ変わるんだね。 おかしくなっちゃうよ。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ヲタだった僕は、普通の男子高校生にしてくれた奥村さん。<br />
彼女は僕の女神様。<br />
あっちゃんは大好きだけれど、二次元の人に恋すると同時に、奥村さんという三次元の女の子にも恋した僕。<br />
もし僕が、学校の屋上から「大好きだー」って叫んだら、君はどういう表情を浮かべるんだろうか。<br />
最初の頃は、困った顔をするのかな？って思ってた。<br />
でも、優しい彼女は、困ったとしても、リアルに表情には出さないんだろうな。<br />
同じクラスなのに、一言も話せなかった僕なのに、彼女から話しかけてくれるようになったんだ。<br />
あっちゃん仕様を捨てたのは、君に恋をしたから。<br />
君が喜んでくれるなら、二次元の思い人を次にすることなんて平気な話。<br />
自分のためじゃない。<br />
君のために、僕はかわっていくから。<br />
もし勇気を出して、君に告白することができたとき、「オタクに告白された女」なんて決して言わせない。<br />
君はきっとそんなこと気にしないだろう。<br />
でも、僕が、じゃなく、君が笑われるのは嫌なんだよ。<br />
だから待ってて。<br />
もっともっと磨くから。<br />
それからというもの、僕は自分磨きに必死になった。<br />
髪型を研究し、話し方も研究した。<br />
「モテる男になる方法」なんていう恋愛本も買ったりして、自分を磨いていった。<br />
いつのまにか、僕に見せられる視線は「ヲタ」から変わっていった。<br />
そして、僕の周りには、人が多くなったんだ。<br />
もう「気持ち悪い」っていう人間はいない。<br />
だからといって、「あっちゃん好き」を否定することもしない。<br />
堂々と「ＡＫＢファン」といい、木本君とだって、ＡＫＢトークに花を咲かす。<br />
人間って、「見た目」でいろいろ変わるんだね。<br />
おかしくなっちゃうよ。<br />
<hr />
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		<item>
		<title>オールフェイク（２）</title>
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		<pubDate>Wed, 04 Apr 2012 11:54:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=50</guid>
		<description><![CDATA[２次会のカラオケ屋に移っても、美咲ちゃんは面白いところをたくさん見せてくれた。 歌の選曲が、メチャメチャ楽しいんだ。 アニメソングから始まり、アイドル、バラード、ド演歌、ノリノリの曲を古い物から超最新盤まで頼めば何でも歌ってくれる。 頼めば、と言うところがいいよね。 自分だけが歌い続けるでもなし、全く歌わないわけでもなし。 おまけにちゃんと人の歌を聞いてくれているところがいいよ。 他の子達は、自分が可愛く思われる曲ばかり選んで、何だか必死なんだよ。 伝わって来るの、その必死さが。 嫌なんだよね～、女の子のそう言うトコ。 言われても居ないのに、ちょっと振り付けまでしたりしてさ。 で、必ず振り付きで歌った後「飲みすぎちゃったかも～」とか言うんだよ。 鏡の前で練習してきたくせにさ。 韓国のアイドルグループのフリを、テレビで見ていただけで完璧に踊れるなんて変じゃないか。 いや、意外と男ってシビアに見ているものだよ。 飲み会って、何となく男が女を狙っている的なイメージがあるけど逆だよ。 狙われているのは男の方さ。 女は、ジワジワと狙いを定めてきて男を陥れるんだよ。 どんな子か見極めないと、怖い思いをする事だってあるんだよ。 マジで。 学生の頃はまだ良かったけど、有名な企業に就職した途端にもう的だよ、的。 そりゃあ、普通に恋愛している人もいるだろうけど、女の子から聞かされた事があるんだ。 「１０人男の子がいる部屋にずっといたら、いつか誰かに恋をするよね」ってね。 まあ、そうだろうね。 長い間１０人の男と一緒に居たら、そりゃあ、その中に１人くらいは好きになるヤツもいるだろう。 「問題は、その部屋がどこかなのよ」 「どう云う事？」 思わず訊いたよ。 「その部屋が、３つも４つもあったらどう？」 「どう？って？どう云う意味さ」 「だって、１０人居たらいずれは誰かに恋をするのよ」 「うん、だろうね」 「だったら、どの部屋に行っても恋をするって事よね？」 「そうなるね」 「１つ目の部屋は、生涯しがない方のサラリーマンになりそうな人が集まっている部屋。２つ目は、高学歴、高収入間違いなしの人が集まっている部屋、３つ目はアーティスト系でいつ目が出るか解んないけど情熱的な人ばかりいる部屋って感じにね」 「なるほど、どの部屋に行ってもどーせ恋をするのだから、それなら最初に狙いを定めた方が良いと、言いたい訳だね？」 「狙いって、嫌ぁねえ、部屋をちょっと選ぶだけの事よ」 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>２次会のカラオケ屋に移っても、美咲ちゃんは面白いところをたくさん見せてくれた。<br />
歌の選曲が、メチャメチャ楽しいんだ。<br />
アニメソングから始まり、アイドル、バラード、ド演歌、ノリノリの曲を古い物から超最新盤まで頼めば何でも歌ってくれる。<br />
頼めば、と言うところがいいよね。<br />
自分だけが歌い続けるでもなし、全く歌わないわけでもなし。<br />
おまけにちゃんと人の歌を聞いてくれているところがいいよ。<br />
他の子達は、自分が可愛く思われる曲ばかり選んで、何だか必死なんだよ。<br />
伝わって来るの、その必死さが。<br />
嫌なんだよね～、女の子のそう言うトコ。<br />
言われても居ないのに、ちょっと振り付けまでしたりしてさ。<br />
で、必ず振り付きで歌った後「飲みすぎちゃったかも～」とか言うんだよ。<br />
鏡の前で練習してきたくせにさ。<br />
韓国のアイドルグループのフリを、テレビで見ていただけで完璧に踊れるなんて変じゃないか。<br />
いや、意外と男ってシビアに見ているものだよ。<br />
飲み会って、何となく男が女を狙っている的なイメージがあるけど逆だよ。<br />
狙われているのは男の方さ。<br />
女は、ジワジワと狙いを定めてきて男を陥れるんだよ。<br />
どんな子か見極めないと、怖い思いをする事だってあるんだよ。<br />
マジで。<br />
学生の頃はまだ良かったけど、有名な企業に就職した途端にもう的だよ、的。<br />
そりゃあ、普通に恋愛している人もいるだろうけど、女の子から聞かされた事があるんだ。<br />
「１０人男の子がいる部屋にずっといたら、いつか誰かに恋をするよね」ってね。<br />
まあ、そうだろうね。<br />
長い間１０人の男と一緒に居たら、そりゃあ、その中に１人くらいは好きになるヤツもいるだろう。<br />
「問題は、その部屋がどこかなのよ」<br />
「どう云う事？」<br />
思わず訊いたよ。<br />
「その部屋が、３つも４つもあったらどう？」<br />
「どう？って？どう云う意味さ」<br />
「だって、１０人居たらいずれは誰かに恋をするのよ」<br />
「うん、だろうね」<br />
「だったら、どの部屋に行っても恋をするって事よね？」<br />
「そうなるね」<br />
「１つ目の部屋は、生涯しがない方のサラリーマンになりそうな人が集まっている部屋。２つ目は、高学歴、高収入間違いなしの人が集まっている部屋、３つ目はアーティスト系でいつ目が出るか解んないけど情熱的な人ばかりいる部屋って感じにね」<br />
「なるほど、どの部屋に行ってもどーせ恋をするのだから、それなら最初に狙いを定めた方が良いと、言いたい訳だね？」<br />
「狙いって、嫌ぁねえ、部屋をちょっと選ぶだけの事よ」<br />
<hr />
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		</item>
		<item>
		<title>ヲタ坊の恋日記　6</title>
		<link>http://the-graceful.com/2012/03/%e3%83%b2%e3%82%bf%e5%9d%8a%e3%81%ae%e6%81%8b%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%806/</link>
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		<pubDate>Mon, 26 Mar 2012 05:03:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=27</guid>
		<description><![CDATA[渡されたプロマイドは、僕の大好きな前田敦子のものだった。 「私からのプレゼント。普通のペンケースの中にそれを貼ったり、生徒手帳に貼ったりしてみて」 そういい残し、彼女は自分の席へと戻っていく。 その後姿を見て、僕は改めて、彼女の存在が僕の心の中で大きくなっていることに気がついた。 学校から帰宅後、僕はさっそく普通のペンケースを買いに行った。 そして、その中に奥村さんからもらったあっちゃんのプロマイドをこっそり貼った。 下敷きも、その他のあっちゃん関連のものも、目立つものは家においておくことにした。 そして、メガネを外し、コンタクトを失敗しないで入れれるように練習もした。 翌日、まるで普通の男子高校生のような成りで学校へ登校。（普通の男子高校生なんだけど） そしたら、面白いことが起きたんだ。 「誰？！」 「あんな人いた？」 女子たちの声が聞こえてくる。 中には男子たちの驚きの声さえも聞こえてきた。 「え？ヲタ？！うそだー！！」 彼女の「見返そう作戦」は見事成功したみたいだ。 そして、席に座ると、奥村さんがやってきた。 ちょっと照れくさかったけれど、僕は何よりも奥村さんに見てもらいたかったんだ。 「コンタクトにしたんだね」 嬉しそうに微笑む奥村さん。 「ほら。言ったとおりめちゃくちゃ印象が変わるでしょ？」 そういいながら、僕のペンケースのあっちゃん仕様から変わっていることにも気づいた奥村さんは、僕の鼻をつまんで「よくできました」と微笑んだ。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>渡されたプロマイドは、僕の大好きな前田敦子のものだった。<br />
「私からのプレゼント。普通のペンケースの中にそれを貼ったり、生徒手帳に貼ったりしてみて」<br />
そういい残し、彼女は自分の席へと戻っていく。<br />
その後姿を見て、僕は改めて、彼女の存在が僕の心の中で大きくなっていることに気がついた。<br />
学校から帰宅後、僕はさっそく普通のペンケースを買いに行った。<br />
そして、その中に奥村さんからもらったあっちゃんのプロマイドをこっそり貼った。<br />
下敷きも、その他のあっちゃん関連のものも、目立つものは家においておくことにした。<br />
そして、メガネを外し、コンタクトを失敗しないで入れれるように練習もした。<br />
翌日、まるで普通の男子高校生のような成りで学校へ登校。（普通の男子高校生なんだけど）<br />
そしたら、面白いことが起きたんだ。<br />
「誰？！」<br />
「あんな人いた？」<br />
女子たちの声が聞こえてくる。<br />
中には男子たちの驚きの声さえも聞こえてきた。<br />
「え？ヲタ？！うそだー！！」<br />
彼女の「見返そう作戦」は見事成功したみたいだ。<br />
そして、席に座ると、奥村さんがやってきた。<br />
ちょっと照れくさかったけれど、僕は何よりも奥村さんに見てもらいたかったんだ。<br />
「コンタクトにしたんだね」<br />
嬉しそうに微笑む奥村さん。<br />
「ほら。言ったとおりめちゃくちゃ印象が変わるでしょ？」<br />
そういいながら、僕のペンケースのあっちゃん仕様から変わっていることにも気づいた奥村さんは、僕の鼻をつまんで「よくできました」と微笑んだ。<br />
<hr />
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		</item>
		<item>
		<title>オールフェイク（１）</title>
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		<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 12:23:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=52</guid>
		<description><![CDATA[飲み会で凄く可愛い女の子を見付けたんだ。 凄く可愛いなんてもんじゃない。 ツボ。 もう僕のツボど真ん中だよ、美咲ちゃん。 男子諸君が全員狙っているくらいだよ。 でも何故か彼女は男子諸君そっちのけで、何故か僕のつまらない話しを、うんうん頷いて最後まで聞いてくれた。 いい子だ～、これだけでも凄い事だよ。 「お仕事は何をされているんですかぁ？」 「車何乗っているんですかぁ？」 「出身校はどこですかぁ？」 女の子たちは大抵こんな質問ばかりをしてくる。 僕は、女の子達にはウケがいいんだ。 何故なら、僕は女の子達の望み通りの企業に勤めていて、近々独立する。 只の車好きで、車を２台とバイクを１台所有しているけど、女の子達にはステータスなんだろうね。 大学も、たぶん知らない人はいない名のある大学を出ている。 でも、女の子は僕にくっついている、車や会社、出身大学を気に入るだけで、僕の中身なんて全然気にしていない。 僕が特別変な事をしない限り、どの飲み会に参加しても、大抵僕にメアドが回って来る。 ただ、それだけの事だよ。 でも、美咲ちゃんは違っていた。 例えば僕が、趣味のバイクについて話し出すと、身を乗り出して来るんだ。 他の子だったら、直ぐに話しを切り変えるところだよ。 「へえ、バイクですか、凄いですね。でも、私、バイクの事は全然解らなくて。車は何を乗られているんですか？」 ってね。 こんな事を言われたら、話なんか続けられないよね。 ところが、美咲ちゃんはノリノリだ。 「私、バイクと重機が大好きなんです」 なんて言ってくるんだ。 「重機？クレーンとかそう言うヤツ？」 「そうそう、その重機です。資格も持っているんですよ、使い道はないんですけどね」 まつ毛をバサバサさせて、重機について語る女の子なんて、そう簡単には見付からないよね。 トイレに行って男子会議が始まった。 「お前の横に座っている子、めちゃくちゃ可愛いよな、俺タイプだわ～あの子」 「美咲ちゃん、凄い可愛いよ～」 「慶太メアド交換した？」 「まだだよ、始まったばかりじゃん」 「でも俺、マユちゃんも気になるんだよな～、胸大きいし」 「じゃあ、お前マユちゃんで決まりだ！」 「慶太、今日は妙に力入ってるね～」 「なんかね」 今回の飲み会は、若手実業家と呼ばれている男子ばかりが集まっている。 &#8230; <a class="more-link" href="http://the-graceful.com/2012/03/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%a4%e3%82%af%ef%bc%88%ef%bc%91%ef%bc%89/">Continue reading <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>飲み会で凄く可愛い女の子を見付けたんだ。<br />
凄く可愛いなんてもんじゃない。<br />
ツボ。<br />
もう僕のツボど真ん中だよ、美咲ちゃん。<br />
男子諸君が全員狙っているくらいだよ。<br />
でも何故か彼女は男子諸君そっちのけで、何故か僕のつまらない話しを、うんうん頷いて最後まで聞いてくれた。<br />
いい子だ～、これだけでも凄い事だよ。<br />
「お仕事は何をされているんですかぁ？」<br />
「車何乗っているんですかぁ？」<br />
「出身校はどこですかぁ？」<br />
女の子たちは大抵こんな質問ばかりをしてくる。<br />
僕は、女の子達にはウケがいいんだ。<br />
何故なら、僕は女の子達の望み通りの企業に勤めていて、近々独立する。<br />
只の車好きで、車を２台とバイクを１台所有しているけど、女の子達にはステータスなんだろうね。<br />
大学も、たぶん知らない人はいない名のある大学を出ている。<br />
でも、女の子は僕にくっついている、車や会社、出身大学を気に入るだけで、僕の中身なんて全然気にしていない。<br />
僕が特別変な事をしない限り、どの飲み会に参加しても、大抵僕にメアドが回って来る。<br />
ただ、それだけの事だよ。<br />
でも、美咲ちゃんは違っていた。<br />
例えば僕が、趣味のバイクについて話し出すと、身を乗り出して来るんだ。<br />
他の子だったら、直ぐに話しを切り変えるところだよ。<br />
「へえ、バイクですか、凄いですね。でも、私、バイクの事は全然解らなくて。車は何を乗られているんですか？」<br />
ってね。<br />
こんな事を言われたら、話なんか続けられないよね。<br />
ところが、美咲ちゃんはノリノリだ。<br />
「私、バイクと重機が大好きなんです」<br />
なんて言ってくるんだ。<br />
「重機？クレーンとかそう言うヤツ？」<br />
「そうそう、その重機です。資格も持っているんですよ、使い道はないんですけどね」<br />
まつ毛をバサバサさせて、重機について語る女の子なんて、そう簡単には見付からないよね。<br />
トイレに行って男子会議が始まった。<br />
「お前の横に座っている子、めちゃくちゃ可愛いよな、俺タイプだわ～あの子」<br />
「美咲ちゃん、凄い可愛いよ～」<br />
「慶太メアド交換した？」<br />
「まだだよ、始まったばかりじゃん」<br />
「でも俺、マユちゃんも気になるんだよな～、胸大きいし」<br />
「じゃあ、お前マユちゃんで決まりだ！」<br />
「慶太、今日は妙に力入ってるね～」<br />
「なんかね」<br />
今回の飲み会は、若手実業家と呼ばれている男子ばかりが集まっている。<br />
うかうかしていたら、取られてしまいそうだけど、美咲ちゃんは若手実業家だろうが何だろうが、そんな事はあまり気にしていないように思えるんだ。<br />
いや、何となく。<br />
<hr />
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		</item>
		<item>
		<title>ヲタ坊の恋日記　5</title>
		<link>http://the-graceful.com/2012/03/%e3%83%b2%e3%82%bf%e5%9d%8a%e3%81%ae%e6%81%8b%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%805/</link>
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		<pubDate>Fri, 16 Mar 2012 12:04:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://the-graceful.com/?p=25</guid>
		<description><![CDATA[昔話でよくある「高貴な身分の人と庶民の恋」ってこんな感じだったのかな。 高貴な身分の人っていうのが奥村さんで、庶民が僕。 奥村さんにとって、僕っていじりがいのある人間なのかな。 笑いたいときには思いっきり笑う。 そういわれたから、鏡で笑う練習をしてみた。 でも、やっぱり僕の笑顔はどこかぎこちない。 メガネを取ってみたけれど、「イケメン」なのかそうじゃないのかもわからない。 ねえ。奥村さん。 実はね、僕、コンタクトを作ってみたんだよ。 もしコンタクトをして学校に行ったら、奥村さんは笑ってくれるかな。 あっちゃんも大好きだけれど、僕は奥村さんに恋をしてしまったような気がするよ。 「ねえ、川崎君。あっちゃん好きなのはわかったけど、『あっちゃん大好きです！』ってアピールするようなペンケースだったりするから、皆が違和感を持つんじゃない？」 ある日の放課、奥村さんは僕に言ってきた。 「お気に入り？」 ペンケースを指差して聞いてくる。 「……うん」 「そっか」 そう言うと、他の人たちのような視線を向けることなく、「やっぱり好きな人の写真が大きく描かれてるのはポイントだよね」って僕の気持ちになって考えてくれてるような言葉を発してくれた。 「でも、こんな風でもいいんじゃない？」 奥村さんは、自分のデコられたペンケースを見せた。 「デコ？」 「違う、違う」 笑ってペンケースを開けると、そこには、嵐の大野君の写真が張ってあった。 「実はね、私、大野君の大ファンなの」 ナイショよ…と言って、人差し指を口元に持っていく奥村さん。 「もうすっごく好きで、ショップにも行くし、ライブにも行く。自分の部屋にはポスターだって貼りまくり。だから、あっちゃんづくしの川崎君の気持ち、超わかるの」 「そうなんだ」 「でも、やりすぎると皆からいろいろ言われちゃうじゃない？そうなると、こっちも気分が悪くなっちゃうじゃん。だから、見えないところに大好きな人を持ってきてるってわけ」 そう言って、奥村さんは僕に手のひらサイズのプロマイドを手渡した。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昔話でよくある「高貴な身分の人と庶民の恋」ってこんな感じだったのかな。<br />
高貴な身分の人っていうのが奥村さんで、庶民が僕。<br />
奥村さんにとって、僕っていじりがいのある人間なのかな。<br />
笑いたいときには思いっきり笑う。<br />
そういわれたから、鏡で笑う練習をしてみた。<br />
でも、やっぱり僕の笑顔はどこかぎこちない。<br />
メガネを取ってみたけれど、「イケメン」なのかそうじゃないのかもわからない。<br />
ねえ。奥村さん。<br />
実はね、僕、コンタクトを作ってみたんだよ。<br />
もしコンタクトをして学校に行ったら、奥村さんは笑ってくれるかな。<br />
あっちゃんも大好きだけれど、僕は奥村さんに恋をしてしまったような気がするよ。<br />
「ねえ、川崎君。あっちゃん好きなのはわかったけど、『あっちゃん大好きです！』ってアピールするようなペンケースだったりするから、皆が違和感を持つんじゃない？」<br />
ある日の放課、奥村さんは僕に言ってきた。<br />
「お気に入り？」<br />
ペンケースを指差して聞いてくる。<br />
「……うん」<br />
「そっか」<br />
そう言うと、他の人たちのような視線を向けることなく、「やっぱり好きな人の写真が大きく描かれてるのはポイントだよね」って僕の気持ちになって考えてくれてるような言葉を発してくれた。<br />
「でも、こんな風でもいいんじゃない？」<br />
奥村さんは、自分のデコられたペンケースを見せた。<br />
「デコ？」<br />
「違う、違う」<br />
笑ってペンケースを開けると、そこには、嵐の大野君の写真が張ってあった。<br />
「実はね、私、大野君の大ファンなの」<br />
ナイショよ…と言って、人差し指を口元に持っていく奥村さん。<br />
「もうすっごく好きで、ショップにも行くし、ライブにも行く。自分の部屋にはポスターだって貼りまくり。だから、あっちゃんづくしの川崎君の気持ち、超わかるの」<br />
「そうなんだ」<br />
「でも、やりすぎると皆からいろいろ言われちゃうじゃない？そうなると、こっちも気分が悪くなっちゃうじゃん。だから、見えないところに大好きな人を持ってきてるってわけ」<br />
そう言って、奥村さんは僕に手のひらサイズのプロマイドを手渡した。<br />
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		<title>ヲタ坊の恋日記　4</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Mar 2012 15:11:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[それからというもの、彼女は休み時間のたんびに僕のところにやってきた。 最初は、「奥村が気がおかしくなった」なんて言われたけれど、それでも僕の席にやってくる奥村さんに対して、「ヲタをからかってるだけなんだろう」ということで周りは落ち着いた。 からかってるだけかぁ。 そりゃそうだろうけど、ちょっとやだな……。 そう僕は思っていた。 でも彼女の笑顔が見たくて、僕の席に来て一方的にいろいろ話されているだけでも嬉しかった。 「ねえ、コンタクトにしなよって言ったじゃん」 「うん。でも母さんに言ったら、目が悪くなるからやめなさいって」 マザコン……って思うのかなって思ったけれど、奥村さんは 「確かにそうだよね。いきなりコンタクトにしても目に悪いだけかぁ。じゃあ、ちょっとずつ慣らしていくってのはどう？」 って嫌な顔もせずに聞いてくれたんだ。 僕はそれがすごく嬉しかった。 「あ、あのさ…」 「うん？」 「ま、マザコンとか思わないの？」 「えー？思わないよ。ママに何でもやってもらってるわけじゃないんでしょう？お母さんのことを大切に思ってるのと、ママの言いなりのマザコンとは違うもん」 「そうだけど…。ＡＫＢ関連のモノだって、お母さんに出してもらってるの？」 「ううん。毎月のお小遣いとバイト代を貯めて…」 「でしょ？ならマザコンじゃないじゃん」 そう言って、奥村さんは笑った。 奥村さんがあまりにもステキに笑うから、僕も微笑んでしまいそうになる。 でも、僕が微笑んだら、皆が気持ち悪いって言われるかな。 そうなったら、何か奥村さんに悪い気がする。 「ね、川崎君。笑いたいときは思いっきり笑う！笑いたいのに我慢するからそんな苦い顔になるんだよ」 そういうと、僕の鼻をキュっと摘んだ。 広告 高収入ｱﾙﾊﾞｲﾄを探すならｶﾞ-ﾙｽﾞﾜ-ｶ- デリヘルで高収入。女の子のための働く情報が満載のガールズワーカー。 @With 人気Webランキング よかったらクリックをお願いします！！]]></description>
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最初は、「奥村が気がおかしくなった」なんて言われたけれど、それでも僕の席にやってくる奥村さんに対して、「ヲタをからかってるだけなんだろう」ということで周りは落ち着いた。<br />
からかってるだけかぁ。<br />
そりゃそうだろうけど、ちょっとやだな……。<br />
そう僕は思っていた。<br />
でも彼女の笑顔が見たくて、僕の席に来て一方的にいろいろ話されているだけでも嬉しかった。<br />
「ねえ、コンタクトにしなよって言ったじゃん」<br />
「うん。でも母さんに言ったら、目が悪くなるからやめなさいって」<br />
マザコン……って思うのかなって思ったけれど、奥村さんは<br />
「確かにそうだよね。いきなりコンタクトにしても目に悪いだけかぁ。じゃあ、ちょっとずつ慣らしていくってのはどう？」<br />
って嫌な顔もせずに聞いてくれたんだ。<br />
僕はそれがすごく嬉しかった。<br />
「あ、あのさ…」<br />
「うん？」<br />
「ま、マザコンとか思わないの？」<br />
「えー？思わないよ。ママに何でもやってもらってるわけじゃないんでしょう？お母さんのことを大切に思ってるのと、ママの言いなりのマザコンとは違うもん」<br />
「そうだけど…。ＡＫＢ関連のモノだって、お母さんに出してもらってるの？」<br />
「ううん。毎月のお小遣いとバイト代を貯めて…」<br />
「でしょ？ならマザコンじゃないじゃん」<br />
そう言って、奥村さんは笑った。<br />
奥村さんがあまりにもステキに笑うから、僕も微笑んでしまいそうになる。<br />
でも、僕が微笑んだら、皆が気持ち悪いって言われるかな。<br />
そうなったら、何か奥村さんに悪い気がする。<br />
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